2020.1.30 |
【連載】天王寺に新たなカルチャースポット、登場 第1回 変わりゆく天王寺。元写真館のリノベーションプロジェクト進行中!土中 萌(アートアンドクラフト/大阪R不動産) 「四天王寺さん」の愛称で今でも多くの人に親しまれている和宗総本山・四天王寺を中心に太古から都市であった天王寺。文教地区として、また梅田・難波と並ぶターミナル駅として発達してきましたが、大阪府外の方にとっては知名度の点で引けを取るかもしれません。そんな天王寺に新たなカルチャースポットが誕生! 連載でご紹介します。 元写真館のリノベーション計画 天王寺駅前商店街を抜けた先、谷町筋沿いに建つ5階建ての渋いビル。カーキ色のカラーリングと大きな開口部が特徴的な外観です。20年近く1-2階を写真館、3-5階を貸事務所として使われてきました。移転に伴い写真館としての役目は終え、現オーナーが購入されました。宿泊施設としての活用を検討されていた中、アートアンドクラフトが相談を受けて始まった本プロジェクト。最終的には1-2階を店舗・3-5階を全6区画の賃貸オフィスとして再生することとなり、現在改修工事が佳境に差し掛かっているところです。 大きく変化してきた天王寺エリア 大阪に長くお住まいの方にとっては十数年前まで天王寺公園といえばワンカップ片手に囲碁を楽しむおっちゃんたちで賑わっている場所、というイメージがあったのではないでしょうか。その後駅前に大型商業施設が整備され、日本一高いビルとして2014年にあべのハルカスがオープンし、かつての雰囲気はほとんど感じられないほどに変化を遂げてきました。特に天王寺公園の一部が「てんしば」としてリニューアルされてからというもの、週末は大勢のファミリーやカップルが天王寺を訪れるようになったと感じます。 その一方で、天王寺駅から北に伸びる天王寺駅前商店街には和菓子屋や種屋など昔ながらの店が立ち並んでいたり、路地を入ると昼間から賑わっている角打ちがあったりとローカルな景色もそのまま残っている。この新旧ごちゃ混ぜ感が大阪らしくていいなあと思うのです。願わくは、ローカルな小さいお店も残っていって欲しいなあと。 2月上旬より入居者募集開始! 2月上旬より募集開始予定のオフィス区画は50㎡弱、4〜5人で使っていただける広さです。そして今回はただの入居者募集ではありません。皆さんにワクワクしていただける企画を用意していますので、こちらも乞うご期待! 次回連載をお楽しみに。 |
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