北欧に学ぶヒュッゲな暮らし

淀川と生駒山系に挟まれ、江戸時代には宿場町として栄えた枚方。現在も京阪本線「枚方公園」駅周辺に歴史ある建物をみることができます。

今回ご紹介するのは、歴史あるローカルな街、京阪本線「枚方公園」駅から歩いてほど近いマンションをリノベーションした一室。デンマーク製の家具を置きたい！と2014年に北欧家具が似合う空間へと生まれ変わっています。

当時の設計テーマが「北欧」ということですが
この物件を訪れてみて「ヒュッゲ（Hygge）」という言葉がなんともしっくりきました。デンマーク語で心地よい時間や空間を表す“ヒュッゲ”。
バルコニーからは淀川まで抜ける眺望。動線はもちろん、室内窓を設けて風の通りや採光を考えたプラン。ヘリンボーンの無垢床を筆頭に年月を経て味わい深さをもつ建材パーツたち...。一つひとつ心地よさを噛みしめながら、住まいを整えることは、家族や友人との大切な時間を過ごすことを考えることとイコールなんだなぁと腑に落ちました。

丁寧にお住まいだったと一目でわかる室内は、リノベーションから10年経ちますが、設備も内装も全体的にきれいな状態。そのままの状態、もしくは最小限のメンテナンスで十分お住まいいただけそうです。

長く愛着を持って暮らしと共に変化していく様子を楽しむ。時間や季節と共に変わる光や景色を楽しむ。そんな「おおらか」な気持ちで日々を暮らせそうです。

因みに、枚方公園駅から京橋駅までは準急や急行で所要25分程。いわゆる利便性の高い都市部から少し距離を置いて、ゆったり家で過ごしませんか。


＊ペット可（規約有）
＊新耐震基準、住宅ローン控除適応
＊現状：空き家

＊ローン返済：月々95,726 円〜
（3,580万借入、金利0.675%、期間35年、ボーナス払無の場合）

＊リノベーション設計施工：アートアンドクラフト（2014年2月）