【連載】戦前築の元印刷工場を甦らせる 第2回 ものづくりと学びの場へ西川純司(アートアンドクラフト/大阪R不動産) 4/21(土)内覧会&石版印刷機ワークショップ&蚤の市を開催します。イベントの詳細情報はコラムの最後にあります! ※イベントは終了しました。ありがとうございました。 ※募集条件等の詳細は下記の物件ページをご覧ください。 戦前に小学校の講堂として建てられ、戦後は印刷工場として稼働し、これからはオフィス、工房、店舗、ワークショップスペースが混在した複合施設として再出発します。施設名称は鶴身印刷株式会社が法人化する以前の屋号である「鶴身印刷所」を継承します。 ![]() 「新」と「旧」を馴染ませる 今回のリノベーションでは可能な限り既存の状態と“馴染ませる”ことを大切にしました。「新」と「旧」が地続きなデザインとなること。歴史の積み重ねをリセットしてしまうのではなく継承しつつリスタートする。また「旧」の状態と肯定的に向き合いながら設計をするということは全体の工事費を抑えることにもなり、事業の実利を考えた場合でもメリットにつながります。つまり、事業用の不動産の再生では正攻法と言えます。 ![]() 建築の記憶を引き継ぐためのリユース ご相談の連絡をいただいて最初に見に行った時点では建物内にまだ多くの残置物がありましたが、私たちにはそれが宝の山のように思えました。この宝の山をリノベーションに使わない手はないと。そしてこれらを積極的に取り入れていくことでこの建築のこれまでの記憶を引き継いでいくことができるのではと考えました。 ![]() ![]() ものづくりと学びの場として 個人事業主や数人規模の会社が入居しやすいよう約10平米〜27平米で区画しています。貸室は彫金、木工といった工房や、建築設計、グラフィックやプロダクトのデザインを行う事務所の用途で募集し、1階の道路に面する2つの区画は店舗を募集します。2階の「講堂」と呼んでいる区画は時間貸しで、オーナー自らもワークショップを開きますが、テナントもオーナーと相談の上、利用可能にします。モノづくり・コトづくりを得意とするテナントが集積することを目指し、この場所が文化を発信していく場となることを期待しています。 ![]() 内覧会&石版印刷機ワークショップ&蚤の市 ![]() |
URLをコピー
|
PC版 | copyright(c)大阪R不動産 |