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2018.4.9
街を楽しくする 作戦アリ
【連載】戦前築の元印刷工場を甦らせる

第2回 ものづくりと学びの場へ

西川純司(アートアンドクラフト/大阪R不動産)
 

4/21(土)内覧会&石版印刷機ワークショップ&蚤の市を開催します。イベントの詳細情報はコラムの最後にあります!

※イベントは終了しました。ありがとうございました。

※募集条件等の詳細は下記の物件ページをご覧ください。
鶴身印刷所で、モノコトづくり【事務所区画】」 
鶴身印刷所で、モノコトづくり【店舗区画】

戦前に小学校の講堂として建てられ、戦後は印刷工場として稼働し、これからはオフィス、工房、店舗、ワークショップスペースが混在した複合施設として再出発します。施設名称は鶴身印刷株式会社が法人化する以前の屋号である「鶴身印刷所」を継承します。

木造トラスの大空間を生かすためにエントランスの一部を吹抜けとした。
「新」と「旧」を馴染ませる

今回のリノベーションでは可能な限り既存の状態と“馴染ませる”ことを大切にしました。「新」と「旧」が地続きなデザインとなること。歴史の積み重ねをリセットしてしまうのではなく継承しつつリスタートする。また「旧」の状態と肯定的に向き合いながら設計をするということは全体の工事費を抑えることにもなり、事業の実利を考えた場合でもメリットにつながります。つまり、事業用の不動産の再生では正攻法と言えます。

(左:2階廊下)かつて学校施設であったことのメタファーとして中廊下型で計画。(右上:2階講堂)状態の悪かった漆喰壁はあえて下地材であるプラスターで仕上げ、濃淡のある仕上がりに。(右下:1階店舗区画)新設する壁は耐力壁として合理的な設計を図った。
建築の記憶を引き継ぐためのリユース

ご相談の連絡をいただいて最初に見に行った時点では建物内にまだ多くの残置物がありましたが、私たちにはそれが宝の山のように思えました。この宝の山をリノベーションに使わない手はないと。そしてこれらを積極的に取り入れていくことでこの建築のこれまでの記憶を引き継いでいくことができるのではと考えました。

「番台」と呼んでいる受付には石版石をタイルとして用いた。
(左)新設した階段の踏板と蹴込板は従前の階段から再利用。(右上)パレットから再利用したカウンターの面材。(右下)船場ビルディングから譲り受けたポスト。
ものづくりと学びの場として

個人事業主や数人規模の会社が入居しやすいよう約10平米〜27平米で区画しています。貸室は彫金、木工といった工房や、建築設計、グラフィックやプロダクトのデザインを行う事務所の用途で募集し、1階の道路に面する2つの区画は店舗を募集します。2階の「講堂」と呼んでいる区画は時間貸しで、オーナー自らもワークショップを開きますが、テナントもオーナーと相談の上、利用可能にします。モノづくり・コトづくりを得意とするテナントが集積することを目指し、この場所が文化を発信していく場となることを期待しています。

街に開いた施設となるよう前面道路に面する区画は店舗区画として計画。既存の壁画を損なわないよう開口部を設けた。壁画はポートレイトペインター山本勇気氏によるもの。

内覧会&石版印刷機ワークショップ&蚤の市

内覧会と合わせて石版印刷機を使った印刷ワークショップとリノベーションで使いきれなかった古物や家具の蚤の市を開催します。ワークショップには当施設の壁画にも描かれている元工場長が来てくれます。

日時:2018年4月21日(土)13:00〜18:00
場所:鶴身印刷所
住所:大阪市城東区新喜多1丁目4-18
交通:JR環状線・東西線「京橋」駅 徒歩5分(地図
参加費:無料(ドリンクは有料)
問合先:06-6443-1350(アートアンドクラフト 担当 / 西川)

・当日はイベントの様子の撮影を行います。ご参加いただく方は、撮影した写真は後日各種メディアへ掲載される場合があることを予めご了承ください。
・メディア関係の方は事前にご連絡いただけますと当日スムーズにご対応させていただけます。メールでのご連絡はこちらからお願いします。
・駐車場のご用意はございません。公共交通機関を利用してお越しください。

賃貸区画募集概要

面積:9.9平米〜26.8平米
賃料:25,000円〜55,000円
共益費:4,000円〜10,000円
敷金:0円 ※保証会社加入必須
礼金:58,000円〜128,000円
構造:木造2階建
取引:媒介
築年:不詳
備考:共用便所(男女別)、共用給湯室、夜間オートロック、駐輪場(月額500円)

京橋の風景
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