2015.6.15 |
real local EXPO’70夢の跡を満喫するピクニック岡崎 麗(大阪R不動産/アートアンドクラフト) 万博記念公園 1泊の大阪滞在でここをチョイスする人はなかなか少ないかもしれない。けど、時間的余裕がある大阪滞在なら是非おすすめしたいスポット、万博記念公園。よそからのお客さんを連れて行くと、かなり喜ばれます。 大阪万博の跡地を再整備したのが万博記念公園(以下、万博公園)。 今日のセレクトは、サンドイッチにしました。北大阪急行「千里中央」駅はターミナル型でホームの上が吹き抜けになっています。ホームを見下ろすように店が囲んでいるのですが、そこで朝7時から営業をしている喫茶店「いち」さんに立寄りました。店内は電車の時間に合わせてお客さんが出入りし、地元の人々の日常が伝わってきます。元は難波・高島屋にあった喫茶店でカツサンドを作っていたという店主が32年前に独立開業したという「いち」さん。鉄板でこんがり焼いたパンに分厚いカツを挟みサクッと音を鳴らしながらカット。…グゥ。朝ごはん食べたのに。 そこから大阪モノレールに乗り換え、いざ万博公園へ。午前10時の開園に合わせて歩きながら、まずは遠目に太陽の塔にご挨拶。 公園に入ってしまえば、あとはご自由に。 大阪万博の写真や映像、ピクトグラム、コンパニオンの制服(どれもたまらなくかわいい)、そして各国のパビリオンのミニチュア模型などところ狭しと展示されていて、気分が一気に高まります。 少々はしゃぎ疲れてしまったのでそろそろお昼にしようと、もみじ川広場へやってきました。広大な芝生にブロッコリーのように木々が生えています。 さっき詰めてもらった「いち」さんのサンドイッチ、あとは途中で買い足したお惣菜など超手抜きランチですが、晴れた空の下で食べるってだけで最高! 途中で雨が降ってきたのですが雨宿りポイントもたくさんあって、雨が嫌じゃない。というか、むしろ清々しい。濡れた植物は生きる図鑑みたい。公園はイベント会場にも活用されていますが、こういう人の少ない平日に来るのが私は好きです。 ■国立民族学博物館 世界中の民族、宗教、歴史が凝縮した通称みんぱく。とにかく広くて一度では到底見きれません。思わずツッコまずにいられない妙なものから神々しいものまで、笑いアリ感動アリ。大人がハマる博物館です。(建築設計は黒川紀章) ■大阪日本民芸館 大阪万博・日本民藝館のパビリオン跡。初代館長の濱田庄司をはじめ、河井寛次郎、芹沢銈介、棟方志功など民芸運動を牽引した作家たちの作品が並びます ■大阪日本民芸館 大阪万博・日本民藝館のパビリオン跡。初代館長の濱田庄司をはじめ、河井寛次郎、芹沢銈介、棟方志功など民芸運動を牽引した作家たちの作品が並びます。 共通して素晴らしいのは、施設の入場料が良心的なこと。ほとんどの施設内が撮影OKなこと。休憩出来る場所がたくさんあること。 今日はこんなのんびりコースでしたが、アクティブ家族にも、初めてのデートにも、建築クンにも、民族マニアにも、植物オタクにもそれぞれの楽しみ方がある万博公園。
万博記念公園 |
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