住まいの中心にはカウンターを。

※価格改定しました

真っ先にキッチンのカウンターに惹かれました。
カウンターが暮らしの中にあるとちょっとした作業や一休みをするときに気軽に腰をかけたくなります。
この物件では、生活の動線が行き交う部屋の中心にカウンターが設けられており、使いやすさはもちろん、家族のコミュニケーションの場にもなりそう。

紹介する物件は北摂に建つ、遠藤剛生氏設計のヴィンテージマンションをリノベーションした１室です。（遠藤氏の特集記事）

リノベーションされた室内はシンプルながらもコンクリート躯体を要所で見せつつ、木材が造作やフローリング、建具に散りばめられた温かみを感じる内装になっています。

躯体の見せ方は部屋によって異なります。
玄関は、壁から天井にかけてL字に現しになっており、部屋で最もクールな印象の空間。
リビングは柱と梁のみが現しになっており、木のフローリングとの調和に心地よさを感じます。
Freeroomでは壁の１面のみを現しにしてアクセント的に使われています。
同じ躯体現しでも、見せ方による違いを楽しめます。

木材はナチュラルな色味で統一されながらもリビングはパーケットフローリングが採用されており、メリハリと遊び心を感じます。

L字にLDKが構成された中心にあるキッチンは最も部屋を見渡せる配置で、気持ちよく料理ができそうです。

２部屋ある個室は玄関から最も離れた配置になっており、パブリックからプライベートへのゾーニングがグラデーション的に設計されています。
マンションにも関わらずトイレや浴室含め、すべての室に窓があるのも嬉しいポイント。

洗面は玄関すぐにあるような間取りですが、室内窓があることで外まで視線が抜けて朝の支度も気持ちよくできそうです。

最寄り駅は北大阪急行「緑地公園」駅と阪急千里線「千里山」駅の２線が選択肢に入ります。
緑地公園直通の「緑地駅ビル」には飲食店や書店、クリニックなどテナントが充実しており、駅からの帰り道にはドラッグストア、ダイソー、ニトリ、スーパーが入った商業施設もあります。

マンションの周辺は戸建てと中層のマンションが混在し、建物背面には竹林が広がっているような落ち着いた住環境です。

駅からは少し距離があること、また坂道もあるので気になる方はご注意を。ですが、そのおかげでこの環境を享受することができます。