Rトピックス 「デザインのパワースポット」としてのオフィス西川 純司(株式会社アートアンドクラフト/大阪R不動産) 大阪R不動産を運営するアートアンドクラフトが物件探しから設計・施工まで一貫してサポートさせていただいたデザイン事務所・株式会社NASUの新しいオフィスが完成!ブランドコミュニケーションを得意とするNASUがこのオフィス空間に対して策定したコンセプトは「デザインのパワースポット」。代表の前田高志さんに話をお聞きしました。 ![]() 「会社の思想を乗せたオフィスをつくりたい」 株式会社NASUの以前のオフィスは一棟リノベーションされたビルの一室でした。大阪R不動産でも募集をしたことがある建物です。前田さんは「洗練されたデザインで満足はしていたけれど、2区画借りられていたこともあり、同じくらいの固定費でもっと広いオフィスに移れるのでは?」と思案されていたそうです。 ![]() 最初にお話を伺った時には一年くらいかけてもじっくり自分たちらしさが表現できる物件を探したいということでした。そして始まった移転計画。忍者屋敷のような古民家から、普通のオフィス用物件まで検討するなかで目に止まった物件がこの度の物件でした。前面道路かららせん階段を上って直接オフィスへアクセスでき、外壁から室内まで続くガラスブロックが特徴的な、都住創 石町(とじゅうそう こくまち)の一室でした。 ![]() 自分たちらしいオフィスとは!? この度完成したNASUの新オフィスは「デザインを楽しむ」という思想を体現することを意識して設計されました。通常のオフィスでは見かけないアイテムが散りばめられています。たとえば、「ジャングルナス」は、子どもの頃に公園でした“作戦会議”のように、ピュアで柔軟な発想で打ち合わせをすることを誘発します。「天空ネット」は木の上から周囲を見渡すようにデザインを俯瞰することのできるハンモック的なスペース。その他にもNASUのデザイン思想にも通ずる、意表を突かれる要素がたくさんあります。 ![]() NASUはコロナ以前からリモートワークを積極導入し、オンラインを組み合わせながら働く場所をオフィスに限定しないあり方を体現してきました。また、代表の前田さんはNASUでのデザイン業とは別にクリエイターコミュニティ「前田デザイン室」の運営もされています。 ![]() 「リモートはOKにしているけれど、オフィスへ来ること自体はもちろん大歓迎です。オフィスに来て先輩デザイナーの横で得られる情報量はかなり膨大なはずですから。それだけに行きたくなる場所であることが特にオフィスをつくるうえで大切だと考えています。今回、理想のオフィスを実現するために中途半端なことはやめようと決意した結果、当初の予算からオーバーしてしまいました。いまのNASUの事業規模からしたら異次元の投資です。だけど、ちょっと無理をしてでもこれまでの器を超えて行かないと、会社としては成長しないと思っています。大丈夫かなというくらいの逆境に置かれることで新たな種まきは活性化されるとも思っています。実際、新オフィスの完成間近からめちゃくちゃ仕事が増えました」 ![]() きっとこのオフィスはスタッフのモチベーションアップにつながるだろうし、この場所を訪れたクライアントや取引先の方々にはNASUの思想を肌で感じ取ってもらえると思います。コロナ禍以降、オフィスの存在価値が見直されています。かつては、同じ時間に、同じ場所へ出勤することが当たり前でした。そんな前提が覆された今だからこそ、これからますます多様化するであろうオフィスの表現に注目です。 |
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